送り花で恥をかかないマナー完全版!相場・NGな花と手配の極意

目次
送り花で恥をかかないマナー完全版!相場・NGな花と手配の極意
送り花で恥をかかないマナー完全版!相場・NGな花と手配の極意
@ creator • Click to Play Video Inline
🎵 送り花で恥をかかないマナー完全版!相場・NGな花と手配の極意

故人を偲んで最後のお別れを告げる葬儀や、人生の新たな門出を祝う退職・異動の席など、大切な節目に気持ちを届ける「送り花」。しかし、いざ手配する段階になると「供花や枕花と何が違うのか」「どんな花をいつ届ければ失礼にあたらないのか」と迷う場面は少なくありません。

特に弔事における送り花は、宗教ごとのしきたりやタブーが存在し、良かれと思って選んだ花や贈るタイミング次第で、遺族へ大きな負担や不快感を与えてしまうリスクを孕んでいます。冠婚葬祭の形式が多様化する現在だからこそ押さえておきたい、送り花の基礎知識から恥をかかないための実務マナー、相場までをわかりやすく解説します。

📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
  • 要点1:送り花は葬儀の「供花・枕花」と「送別会用ギフト」で役割が異なり、弔事では相場1万〜3万円前後が標準。
  • 要点2:トゲや毒がある植物、濃い赤色の花はタブーとされ、白を基調としたお悔やみの花言葉を持つ品種を選ぶのが鉄則。
  • 要点3:家族葬での辞退意向や宗教別の作法(キリスト教の名札なし等)を事前に確認し、通夜前の適切な時間指定で手配する。

【基本知識】「送り花」とは?供花や枕花との決定的な違い

送り花とは、広義には「人を見送る際に贈る花全般」を指す言葉です。ビジネスシーンや私生活での送別会フラワーギフトを指すこともありますが、冠婚葬祭の現場では主に葬儀送り花、すなわち故人の霊前に供えて旅立ちを見送る花を意味します。

弔事の現場で混同されやすいのが「供花(きょうか・くげ)」や「枕花(まくらばな)」との呼び分けです。それぞれの役割と位置づけを整理しておくと、手配の際に迷うことがなくなります。

枕花手配は、訃報を受けた直後から納棺までの間、故人の枕元に安置するために親族や特に親しかった人が個人的に届ける花です。一方、供花は通夜や葬儀・告別式の式場内に並べられ、故人の冥福を祈るとともに祭壇を飾る役割を持ちます。送り花はこれらを含めた「見送りの花」の総称として使われるケースが多く、文脈に応じて適切な形状(アレンジメント、スタンド花、花束)を使い分ける必要があります。

【タブーとマナー】絶対に避けたい「送り花NGな種類」とお悔やみ花言葉

弔事における送り花では、見た目が美しくてもマナー違反とされる送り花NGな種類が存在します。知らずに選ぶと遺族や参列者に常識を疑われかねないため、以下の特徴を持つ植物は避けるのが鉄則です。

まず代表的なタブーが、バラに代表されるトゲのある植物です。仏教においてトゲは「殺生」や「痛み」を連想させるため、お悔やみの場には適しません。また、ヒガンバナやスイセンのように毒を持つ花、あるいは香りが強すぎるユリ(花粉処理がされていないもの)も式場や遺族の手を煩わせるため不向きとされます。色合いに関しても、血や激しい感情を連想させる濃い赤色は避け、白をベースに淡いブルーや紫、ピンクなどの落ち着いたトーンで統一するのが基本です。

選ぶべき花としては、格式高く日持ちのする白菊や胡蝶蘭、カーネーションなどが定番です。これらには「清らかな愛」「高貴」「変わらぬ愛」といったお悔やみ花言葉が込められており、故人への深い哀悼と敬意を静かに伝えることができます。

【予算と相場】用途・関係性で見る「送り花相場」の最新基準

送り花を手配する際、金額が安すぎると見劣りし、逆に高額すぎると相手に心理的なお返し負担をかけてしまいます。関係性ごとに適正な送り花相場を把握しておくことが大切です。

一般的な葬儀における供花の場合、関係性別の目安は次の通りです。

知人・友人や職場の同僚として連名で贈る場合は1基あたり10,000円〜15,000円、親族や特に深い親交があった間柄では15,000円〜30,000円が標準的なラインとなります。法人や取引先への弔意としてスタンド花を出す場合は、20,000円〜50,000円程度が主流です。一対(2基)で贈る慣習もありますが、斎場のスペース事情から近年は「1基(1つ)」で手配するケースが増加しています。

なお、退職祝いや異動に伴う送別会フラワーギフトの場合は、部署一同で集めるなら5,000円〜10,000円、個人から感謝を込めて渡すなら3,000円〜5,000円程度のアレンジメントや花束が、持ち帰りやすさも含めて喜ばれる金額設定です。

【配送タイミング】いつ手配する?通夜・葬儀に間に合わせる最適な時期

葬儀の花手配で最もシビアなのが送り花タイミングです。配送が早すぎると「まるで亡くなるのを待っていたかのようだ」と受け取られかねず、遅すぎれば式に間に合わず飾られないというトラブルに直結します。

通夜に届ける場合は、通夜当日の午前中から、遅くとも開式の2時間前までに斎場へ必着させるのが原則です。式場では祭壇の設営や並び順の決定があるため、直前に届いても対応できない場合があります。告別式のみに合わせる場合であっても、前日の夕方まで、あるいは当日の開式3時間前までには手配を完了させましょう。

また、自宅へ安置されている段階で届ける枕花手配については、訃報の一報を受けて遺族が落ち着いた頃(納棺前)を見計らって届けます。いずれの場合も、斎場によっては外部からの生花持ち込みを制限している会場があるため、事前に担当葬儀社へ確認を入れる手順を省いてはなりません。

【宗教別&家族葬】宗教別の注意点と「家族葬送り花辞退」へのスマートな対応

送り花を贈る際は、相手方の宗派に配慮した宗教別の注意点を押さえておく必要があります。

仏教や神道では白菊や胡蝶蘭、ユリなどを中心としたアレンジが一般的ですが、キリスト教(カトリック・プロテスタント)では大きな違いがあります。キリスト教の葬儀では名札付きのスタンド花を式場内に飾る習慣がなく、自宅へ生花アレンジメントを届けるか、教会へバスケット花を贈るのが通例です。また、造花や線香を模した装飾は避け、生花のみを用います。

さらに近年増えているのが家族葬送り花辞退への対応です。訃報案内や案内状に「御供花・御香典の儀は固くご辞退申し上げます」と明記されている場合、いかなる理由があっても花を強引に送ってはいけません。遺族の「静かに家族だけで見送りたい」「返礼の手間を省きたい」という意向を尊重するのが最善のマナーです。どうしても弔意を伝えたい場合は、葬儀から数週間から四十九日法要までの間に、お悔やみの手紙とともに控えめな供花を自宅宛てに贈る配慮が望まれます。

【名札・立札の作法】恥をかかない「送り花名札の書き方」と連名ルール

供花やスタンド花に添える名札(立札)は、誰からの弔意であるかを参列者や遺族に示す大切な要素です。送り花名札の書き方には厳密なルールがあり、文字の配置や肩書きの記載に注意が必要です。

個人で出す場合は「氏名のみ」を縦書きで中央に記載します。会社・組織として手配する場合は、「株式会社〇〇 代表取締役 氏名」のように、会社名・役職・個人名を正確に記載するのがビジネスマナーです。

部署やグループの複数人で贈る場合の連名表記は、最大3名程度までが基本です。4名以上になる場合は「〇〇部一同」や「有志一同」とし、別紙に全員の氏名を記した中包みを添えるのがスマートです。また、親族一同の場合は「子供一同」「孫一同」「親戚一同」といった表記を用います。名前の漢字間違いや旧字体の見落としは遺族に対して大変失礼にあたるため、発注時の最終校正は入念に行う必要があります。

【送り花】に関するよくある質問(FAQ)

Q1:家族葬と知らずに送り花を手配してしまった場合はどうすればよいですか?
A1:発送前であればすぐに生花店や葬儀社へ連絡し、手配をキャンセルします。すでに斎場へ届いてしまった場合は、葬儀社と遺族に事情を詫びつつ、受け取りを無理強いしない姿勢を示しましょう。辞退が明記されていた場合は手配を控えるのが前提です。

Q2:送別会で花を贈る際、相手の持ち帰り負担を減らす工夫はありますか?
A2:電車通勤や移動が多い相手には、花瓶が不要でそのまま飾れる「スタンディングブーケ」や、持ち手付きのボックスフラワーが適しています。サイズ感にも配慮し、持ち帰り用の専用手提げ袋を必ず添えて渡すのが親切です。

Q3:ネット通販で葬儀の送り花を注文する際の注意点は何ですか?
A3:斎場が「指定生花店以外の持ち込み不可」または「持込手数料が発生する」ルールを設けている場合があるため、注文前に必ず斎場へ直接確認を取ってください。また、配送遅延を防ぐため、配達指定日時が通夜・告別式のタイムスケジュールに合致しているかを必ず再確認しましょう。

まとめ:相手を思いやる送り花で心からの敬意と感謝を伝える

送り花は、言葉だけでは表しきれない感謝や哀悼の意を形にして届ける特別な贈り物です。しかし、そこには守るべきマナーやタイミング、相場、タブーといった明確な作法が存在します。

形式的な決まりごとをなぞるだけでなく、受け取る側の状況や気持ちを最優先に考えた選択をすることこそが、真の意味での礼儀です。基本ルールを正しく把握し、相手の心に寄り添う温かな見送りを実現させてください。 (出典: 送り 花(Yahoo!ニュース)

送り 花
送り 花
送り 花